2019.4月号vol.49

食習慣で健康づくり

健康な体を守っていくために大切な食事ですが、栄養バランスなどが考えられた食事は、お口の健康にとっても大切です。

しっかり噛む食事には、大きく分けて3つの効果があります。

①顎(あご)や味覚の発達促進

②だ液の分泌促進によってムシ歯の予防

③脳の活性化

お子様の場合は特に、よく噛むことで、顎(あご)の成長・発育が促されるほか、味覚が発達することで、素材そのものの味を感じ取る力がつきます。

食習慣を改善することで、ムシ歯や歯周病の予防や改善に繋がる場合もありますので、食事についての疑問などがございましたら、お気軽にお尋ね下さい。

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2019.4月号vol.49

健康寿命を考えるオーラルフレイル

皆さんは、『オーラルフレイル』という言葉を聞いたことはありますか?

直訳すると『口腔機能の虚弱』となります。

「オーラルフレイル」は、日常生活を問題なく過ごせる「健康寿命」を延ばすためにも、口腔機能が、しっかりしていることが重要であるという考えから、お口に問題が生じたときの早期受診、また、予防・早期発見を提唱する言葉です。

ムシ歯・歯周病などで、歯を失ってしまうと、滑舌の低下や食生活の変化につながります。

食生活の変化によって、栄養バランスが乱れ、身体機能が低下し、社会活動が出来ない・日常生活に問題が生まれる・寝たきりになってしまうなど、健康寿命に影響が出ることがあります。

口腔健康と全身健康が、深く関わり、健康寿命につながることが広く浸透してくれればと思います。

2019.4月号vol.49

高齢者歯科学教室同門会 新年会

2月23日(土)は、私が所属する「北大歯学部高齢者歯科学教室同門会」の新年会へ出席するため札幌に行って来ました。

今回の同門会では、18年もの間「北大歯学部高齢者歯科学教室」を牽引し、支えていただいた小林國彦准教授の退任記念講演と、退任祝賀会が行われました。

退任祝賀会では、小林先生のこれまでの実績や、世代を超えて贈られる感謝の言葉を聞き、研修医時代の様々な思い出が蘇りました。

直接指導していただいた小林先生が退官されることはとても寂しく、小林先生を最後に私が入局した頃に在籍していた講師の先生は、全員退官されました。

小林先生をはじめ、多くの先輩歯科医師から学んだ正確な歯科治療を目指す姿勢や仕事の大切さ、治療技術・知識をこれからも追求していきたいと思います。