2020.11月号vol.68

全国に広がった木彫りの熊

北海道に生息するヒグマは、11月20日頃か遅くても12月20日頃までに冬眠すると言われています。

冬眠期間中は、絶食で穴の中で暮らすため、冬眠前のこの時期は栄養と脂肪を蓄える必要があり、たくさんの食べ物を必要とします。

ここ月形町でも、9月末頃に熊の目撃情報があり、まだまだ注意が必要です。

熊の木彫りは、北海道の民芸品としても定番になっており、ご自宅にあるという方も多いのではないでしょうか?

木彫りの熊の発祥は八雲町で、明治維新後に尾張徳川家の旧藩士たちが開拓している中で、農作業ができない冬の収入源として、八雲町の農民やアイヌ民族に、スイスの民芸品を手本に作るよう勧めたそうです。

他にも、アイヌ民族の松井梅太郎が旭川市で木彫りの熊を作ったことで、生産が盛んになったとも言われています。

昭和30年~40年の北海道ブームをきっかけに、お土産品として人気が高まり全国に広がりました。