むし歯の大きさと歯の寿命
先月号の月形通信(3月号vol.96)では、隙間にできるむし歯についてお伝えしました。
今月号では、歯を失う原因第2位のむし歯についてお伝えします。
むし歯は、初期の段階であればむし歯菌の部分を軽く削るだけで治療を終えることができます。
むし歯が進行すると、むし歯菌は歯の内部で拡大し、やがて歯の神経の近くまで感染してしまいます。
この時、痛みを感じることが多いですが、更なるむし歯の進行と共に一時的に痛みを感じなくなる場合があります。
神経が感染することで痛みは感じなくなりますが、その後もむし歯菌は歯の内部を壊し続けていきます。
大きなむし歯の場合、むし歯菌に侵食された部分を削り取るため、そのぶん歯を大きく削ることになり歯の寿命は短くなってしまいます。