2019.7月号vol.52

歯を失う原因3位「破折」

歯を失う原因で最も多いのが「歯周病」です。

「歯周病」に次いで多いのが「ムシ歯」、そして「破折(はせつ)」となります。

歯周病やムシ歯に比べて、「破折」については聞き覚えがないという方も多いと思います。

破折の多くは、歯根破折(しこんはせつ)という『歯を支える歯の根』にヒビが入ったり、割れてしまった状態をいいます。

神経がある歯に破折が起きると、歯に痛みを感じる場合が多く、神経がない歯の場合は、歯ぐきが腫れたり、膿が出るなどの症状があります。

歯の根には、血管・神経が通っており、それらを失ってしまうと歯の破折のリスクが上がってしまいます。

また、破折の場合の多くは、歯を抜く治療になってしまいます。

歯の神経には、感覚を伝える役割があり、歯の根を通る血管には、歯に栄養を届ける大切な働きがあります。

神経を取る、という治療は聞いたことがあるとは思いますが、神経を取るときは同時に動脈や静脈も一緒に取ることになります。

(神経・動脈・静脈は同じ管を通ってるのです)

ムシ歯の進行が大きい歯の治療などで、血管・神経を取ってしまった歯には栄養が届かないため、その歯は弱くなってしまいます。

弱くなってしまった歯は、日常生活の「噛む」「くいしばる」などの負担から「破折」してしまう場合があります。

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破折を予防するためにも、正しい歯磨きや、定期検診でムシ歯を予防することや、ムシ歯の早期発見・早期治療によって神経を守るムシ歯治療が大切です。

また、神経を失った歯は破折だけでなく、ムシ歯になっても痛みを感じないため、定期検診でレントゲン撮影による診断を継続して行くことが大切になります。

神経がある歯でも、「歯ぎしり」や「くいしばり」のほか、咬み合わせに問題がある方は、破折のリスクが高いので、定期検診の受診によって破折のリスクを下げることが大切です。

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2019.7月号vol.52

健康の後悔トップ20

現在当院には、お口のメンテナンス(定期検診)を定期的に受診されている患者さんが多くいらっしゃいます。

2019年3月に発刊された「PRESIDENT(プレジデント)」という雑誌で、55歳~77歳の男女1000人にアンケートを行い、健康に関わる後悔トップ20を掲載していました。

そのアンケートの第1位は「歯の定期検診を受ければよかった」です。

日本には医療保険制度があり、「悪くなったら受診する」という治療優先の考えがありましたが、歯の治療の多くは、歯を削り修復することになってしまうため、歯をもとに戻すことは出来ません。

歳を重ねても、友人と楽しく会話をしたり、旅行などで美味しい食事をするためにも、お口の健康は大切です。

後悔しないように「悪くならないための受診」が大切です。

2019.6月号vol.51

新しい時代 令和

5月より、平成から令和という新元号になりました。

令和への改元あたり、ゴールデンウィークも最大10連休となり、当院も4月28日~5月6日の9日間のお休みを頂きました。

皆様は、どのような連休を過ごされたでしょうか?

私は、小学生の頃に昭和から平成の改元を経験しましたが、今回の令和では日本中の大きな祝福ムードがとても印象的でした。

テレビなどの中継では、お祭りのような盛り上がりも放送されており、まるで年越しのようにも感じました。

昭和12年に開院した当院が、令和を迎えることができたことを大変嬉しく思うと同時に、祖父や両親に対しても感謝の気持ちを感じます。新しい時代となり、気持ちも新たに毎日を過ごしていこうと思いますが、これまでと変わらず一人ひとりの患者様と向き合う診療に励んでいきます。

『令和』も山﨑歯科医院を宜しくお願い致します。

2019.6月号vol.51

サザエさんに見る現代の健康

皆さんは、毎週日曜日に放送されている「サザエさん」をご覧になられていますか?

先日、サザエさんを子ども達と見ていると、娘がサザエさんに登場する人物の年齢を私に聞いてきました。

そこでサザエさんのお父さん「波平」の年齢を調べてみたところ、54歳でしたが、あの見た目や服装から勝手にもっと上の年齢を想像していたという方もいらっしゃると思います。

波平と同じ年齢の芸能人では俳優の堤真一さんでした。

厚生労働省が、2016年(平成28年)にまとめた「人口動態統計」では、女性の平均結婚年齢は29.4歳なので、サザエさんが24歳で、息子のタラちゃんは3歳というのも、現代平均に比べると若い設定です。

サザエさんのテレビ放送が開始されたのは、1969年(昭和44年)なので、今から50年も前にスタートしたことになります。

サザエさんが登場する古き良き日本の家族の生活は、現代にも変わりなく映る場面も多くありますが、登場人物の年齢設定から見ると、50年前と現代とでは少し違いが出て来ていることに気づきました。

サザエさんのテレビ放送が開始された1969年(昭和44年)の日本人の平均寿命は、男性が69.18歳で女性が74.67歳でした。

2018年(平成30年)の厚生労働省の最新調査結果では、男性が81.09歳で女性が87.26歳となりました。

50年で男性は11.91歳、女性は12.59歳も平均寿命が伸びていることになります。

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平均寿命が大きく伸びた要因には、経済の発展によって健康志向が高まり、日常生活での対策が取られていることや、食生活の充実、医療の進歩などがあると言われています。

そして、これからは健康と医療の在り方についても認識を変え、新しい対策が大切と考えられています。「悪いところを治す医療」から、「今の健康を守り続ける医療」に変わることで、寿命だけではなく、健康的に生活を送ることができる『健康寿命』も伸ばし健康な生涯を目指すことが大切です。当医院ではお口の健康を守り続けるお手伝いが出来ればと思っております。

2019.5月号vol.50

より確実な衛生管理を目指して

当院では、患者さんや働くスタッフにとって安全で安心できる衛生的な医療環境を目指した取り組みを継続しています。

治療で使用する器具はできるだけディスポ(使い捨て)にし、ディスポ対応ができない器具は、それぞれに適した滅菌処理を行なっています。器具の滅菌では、世界で最も厳しい滅菌基準をクリアするために、クラスBオートクレーブ滅菌器を導入しておりますが、オートクレーブ滅菌処理前にも、超音波洗浄器にて高度な消毒を実施しています。

超音波洗浄器には、高品質な消毒液を使用しています。

当院で採用している消毒液は、ドイツ衛生微生物学協会認定製品で、感染ウィルスの感染力を完全に無効化する効果があります。

感染力を無効化した器具をオートクレーブ滅菌処理することで、高い次元の衛生管理ができます。

これからも、地域の皆様が安心して通院できる歯科医院を目指します。

2019.5月号vol.50

ランニングスタート

ゴールデンウィークが終わり、5月の診療が始まりました。

当院は、4月28日(日)~5月6日(月)までの9日間を休診とさせていただき、地域の皆様にはご迷惑をおかけしました。

皆さんは、どのような連休を過ごされましたか?

私は、以前に勤務していた帯広や、妻の実家のある釧路に家族で行き、久しぶりにゆっくりと過ごすことが出来ました。

4月から新しい生活がスタートし、大型連休を終えたあとは、これまでの緊張が緩む時期でもあります。

また、気温も少しずつ上がり始め、これからは夏に向かう良い季節にもなります。

私は、今年は雪解けも早く4月の中旬より早朝ランニングを開始しました。

今年も、大会に出ることを目標に生活を充実させていこうと思います。

連休中の気持ちはリセットして、皆様の健康を支える診療を届けて

いきます。

2019.5月号vol.50

効果的な朝の歯磨き

皆さんがご存知のとおり、むし歯や歯周からお口の健康を守るためには、歯磨きが大切です。

しかし、しっかり歯を磨くことだけが、お口の健康を守るために効果的という訳ではありません。

就寝前にしっかり歯磨きをしている方は多いと思います。

そのため、翌朝の歯はほとんど汚れが着いていません。

朝もしっかり歯磨きをすることは大切ですが、朝の歯磨きの注意ポイントは、「歯」よりも、歯ぐきや舌の「粘膜」です。

就寝中は、唾液の分泌が弱くなるため、お口の中に細菌が増えやすい環境になります。

細菌は、歯よりも歯ぐきや舌の「粘膜」に付着しやすいため、朝の歯磨きは「粘膜用ブラシ」で、歯ぐきや舌を清潔にすることが大切になります。

粘膜清掃は、お口を清潔にするだけではなく、口臭や誤嚥性肺炎の予防にもなります。

当院では、朝の歯磨きに最適な「粘膜用ブラシ」は、待合室テレビの下に展示し、受付にて販売しておりますので、お気軽にスタッフまでお尋ね下さい。