2019.5月号vol.50

ランニングスタート

ゴールデンウィークが終わり、5月の診療が始まりました。

当院は、4月28日(日)~5月6日(月)までの9日間を休診とさせていただき、地域の皆様にはご迷惑をおかけしました。

皆さんは、どのような連休を過ごされましたか?

私は、以前に勤務していた帯広や、妻の実家のある釧路に家族で行き、久しぶりにゆっくりと過ごすことが出来ました。

4月から新しい生活がスタートし、大型連休を終えたあとは、これまでの緊張が緩む時期でもあります。

また、気温も少しずつ上がり始め、これからは夏に向かう良い季節にもなります。

私は、今年は雪解けも早く4月の中旬より早朝ランニングを開始しました。

今年も、大会に出ることを目標に生活を充実させていこうと思います。

連休中の気持ちはリセットして、皆様の健康を支える診療を届けて

いきます。

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2019.5月号vol.50

効果的な朝の歯磨き

皆さんがご存知のとおり、むし歯や歯周からお口の健康を守るためには、歯磨きが大切です。

しかし、しっかり歯を磨くことだけが、お口の健康を守るために効果的という訳ではありません。

就寝前にしっかり歯磨きをしている方は多いと思います。

そのため、翌朝の歯はほとんど汚れが着いていません。

朝もしっかり歯磨きをすることは大切ですが、朝の歯磨きの注意ポイントは、「歯」よりも、歯ぐきや舌の「粘膜」です。

就寝中は、唾液の分泌が弱くなるため、お口の中に細菌が増えやすい環境になります。

細菌は、歯よりも歯ぐきや舌の「粘膜」に付着しやすいため、朝の歯磨きは「粘膜用ブラシ」で、歯ぐきや舌を清潔にすることが大切になります。

粘膜清掃は、お口を清潔にするだけではなく、口臭や誤嚥性肺炎の予防にもなります。

当院では、朝の歯磨きに最適な「粘膜用ブラシ」は、待合室テレビの下に展示し、受付にて販売しておりますので、お気軽にスタッフまでお尋ね下さい。

2019.4月号vol.49

食習慣で健康づくり

健康な体を守っていくために大切な食事ですが、栄養バランスなどが考えられた食事は、お口の健康にとっても大切です。

しっかり噛む食事には、大きく分けて3つの効果があります。

①顎(あご)や味覚の発達促進

②だ液の分泌促進によってムシ歯の予防

③脳の活性化

お子様の場合は特に、よく噛むことで、顎(あご)の成長・発育が促されるほか、味覚が発達することで、素材そのものの味を感じ取る力がつきます。

食習慣を改善することで、ムシ歯や歯周病の予防や改善に繋がる場合もありますので、食事についての疑問などがございましたら、お気軽にお尋ね下さい。

2019.4月号vol.49

健康寿命を考えるオーラルフレイル

皆さんは、『オーラルフレイル』という言葉を聞いたことはありますか?

直訳すると『口腔機能の虚弱』となります。

「オーラルフレイル」は、日常生活を問題なく過ごせる「健康寿命」を延ばすためにも、口腔機能が、しっかりしていることが重要であるという考えから、お口に問題が生じたときの早期受診、また、予防・早期発見を提唱する言葉です。

ムシ歯・歯周病などで、歯を失ってしまうと、滑舌の低下や食生活の変化につながります。

食生活の変化によって、栄養バランスが乱れ、身体機能が低下し、社会活動が出来ない・日常生活に問題が生まれる・寝たきりになってしまうなど、健康寿命に影響が出ることがあります。

口腔健康と全身健康が、深く関わり、健康寿命につながることが広く浸透してくれればと思います。

2019.4月号vol.49

高齢者歯科学教室同門会 新年会

2月23日(土)は、私が所属する「北大歯学部高齢者歯科学教室同門会」の新年会へ出席するため札幌に行って来ました。

今回の同門会では、18年もの間「北大歯学部高齢者歯科学教室」を牽引し、支えていただいた小林國彦准教授の退任記念講演と、退任祝賀会が行われました。

退任祝賀会では、小林先生のこれまでの実績や、世代を超えて贈られる感謝の言葉を聞き、研修医時代の様々な思い出が蘇りました。

直接指導していただいた小林先生が退官されることはとても寂しく、小林先生を最後に私が入局した頃に在籍していた講師の先生は、全員退官されました。

小林先生をはじめ、多くの先輩歯科医師から学んだ正確な歯科治療を目指す姿勢や仕事の大切さ、治療技術・知識をこれからも追求していきたいと思います。

2019.3月号vol.48

1日4粒のキシリトール

キシリトールが含まれたガムやタブレットが店頭に並ぶようになり、キシリトールは一般的にも多く知られる成分となりました。

キシリトールは、ムシ歯予防に効果があることをご存知の方も多いと思います。

キシリトールには、ムシ歯をつくる「ミュータンス菌」を減少させることで、ムシ歯の原因となる酸の生成を抑制する働きがあります。また、甘みがあることから、だ液を多く出させる効果によってムシ歯になりにくいお口の環境をつくる働きもあります。

ムシ歯予防のためには、1日に4粒の摂取が効果が出る目安となっており、食後に取ることでより効果が期待できます。

また、ムシ歯になりやすい方は、間食後や就寝前に取ることも効果があると言われています。

また、キシリトールの摂取だけでムシ歯予防に繋げることは難しいので、しっかりと毎日の歯磨きをすることが最も大切です。

2019.3月号vol.48

歯周病から守るために

月形通信1月号vol.46では、お口の中のムシ歯菌と歯周病菌の関係性について解説し、先月号(2月号vol.47)では、ムシ歯予防に大切なことをご紹介しました。

今月号は、歯周病からお口の健康を守る方法についてのご紹介です。歯周病は、歯ぐきなどの歯の周りの組織に炎症を引き起こす感染症で、歯を失う最大の原因でもあります。

歯周病の進行は、自覚症状がないまま、歯ぐきや歯を支える骨を壊していくため、進行が進んでいくと歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の予防や改善のためには、歯科医院で定期的にお口のメンテナンスを受けることや、歯科衛生士による歯周病治療を行うことで歯周病菌の数と活動のコントロールをしていくことが重要です。

また、特定の歯に過度な負荷がかかることで歯周病が悪化することもあるため、当院では定期検診の際に、必要に応じて咬み合わせの確認も行なっております。

咬み合わせに問題がある場合は、就寝時に装着するマウスピースを作成し、無意識な咬み締めから歯を保護することも出来ます。

また、喫煙は歯周病の進行を促進させてしまうので、喫煙されている方は、より注意が必要になります。

現在、歯周病の自覚がない方も、定期検診を受診することで早期の歯周病予防をしていくことが大切です。