2020.11月号vol.68

正しい食習慣で糖尿病予防

糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。

糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。

血糖値を下げるインスリンは、すい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。

一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。

糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。

糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。

日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。

お菓子屋ジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えて、すい臓を休ませることも大切です。

野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。

2020.11月号vol.68

奥歯が揺れるのは危険信号

奥側の歯で、指で軽く動かすとグラグラ揺れる感じがする歯はありませんか?

その揺れの正体は、「外傷性咬合(がいしょうせいこうごう)」が原因かもしれません。

外傷性咬合とは、就寝中の歯ぎしりや日常生活での食いしばりなどによって『特定の歯に強い負荷がかかる噛み合わせ』のことです。

自覚症状がないことも多く、放置していると歯を支える骨が脆くなり、痛みを感じる頃には重症化している場合も珍しくありません。

また、過去にムシ歯治療を受けた歯は、被せ物などの干渉によって外傷性咬合になりやすく、さらに歯周病も加わると進行スピードが上が

るため日頃からの注意が大切になります。

歯周病でも似た症状が出ますが、歯周病の場合は出血や腫れなどと共に周囲の歯にも症状が現れるのに対して、外傷性咬合は特定の歯が揺れる(動く)症状が出ます。

外傷性咬合により歯の揺れが大きくなると、歯を失う原因となることもあるので、歯の健康に自信があっても、定期的に歯科医院で検診を受け、噛み合わせに問題がある場合は噛み合わせの調整をすることで外傷性咬合の予防に繋がります。

2020.11月号vol.68

全国に広がった木彫りの熊

北海道に生息するヒグマは、11月20日頃か遅くても12月20日頃までに冬眠すると言われています。

冬眠期間中は、絶食で穴の中で暮らすため、冬眠前のこの時期は栄養と脂肪を蓄える必要があり、たくさんの食べ物を必要とします。

ここ月形町でも、9月末頃に熊の目撃情報があり、まだまだ注意が必要です。

熊の木彫りは、北海道の民芸品としても定番になっており、ご自宅にあるという方も多いのではないでしょうか?

木彫りの熊の発祥は八雲町で、明治維新後に尾張徳川家の旧藩士たちが開拓している中で、農作業ができない冬の収入源として、八雲町の農民やアイヌ民族に、スイスの民芸品を手本に作るよう勧めたそうです。

他にも、アイヌ民族の松井梅太郎が旭川市で木彫りの熊を作ったことで、生産が盛んになったとも言われています。

昭和30年~40年の北海道ブームをきっかけに、お土産品として人気が高まり全国に広がりました。

2020.10月号vol.67

適切な歯ブラシ選びと交換時期

皆さんは、歯ブラシをどのような基準で選ばれていますか?

健康なお口や歯を守るための歯磨きをするためには、自分自身に合った歯ブラシ選びや、適切な期間での歯ブラシ交換が大切です。

歯ブラシには、それぞれブラシの硬さや大きさがあり、ムシ歯予防に適した歯ブラシや、歯周病予防・改善に適した歯ブラシがありますので、お口の環境や年齢によって適した歯ブラシを使用すると、より大きな効果を得られやすくなります。

また、歯ブラシの交換時期も大切なポイントになります。

歯ブラシのブラシ部分が広がってきたり、ブラシの硬さが変わってくると交換する必要があり、ブラシの毛先の状態が悪くなると新しい状態と比べ、約4割も汚れの除去率が低くなってしまいます。

自分自身のお口の環境に合った歯ブラシ選びと、1ヶ月ごとの歯ブラシ交換が質の高いセルフケアに繋がります。

2020.10月号vol.67

大切な乳歯を守るために

小さいお子様は、歯磨きを嫌がることも多いですが、毎日しっかり磨くことが大切です。

6歳頃になると、6歳臼歯が生えはじめますが、ムシ歯になりやすい箇所なので注意が必要になります。

毎日の歯磨きと定期的な歯科検診で、ムシ歯ゼロを目指しましょう。

2020.10月号vol.67

健康な永久歯につながる乳歯の健康

親や保護者にとって子どもの健康は何より大切なことと思います。

病気やケガは治ることが多いですが、歯は失ってしまうと取り戻すことができません。

子どもの乳歯は、成長とともに抜けて永久歯に生え変わりますが、

乳歯が健康であれば、健康な永久歯に繋がりやすいため、やがて抜ける乳歯であってもムシ歯から守り、ムシ歯になったときは経過を観察し、『見守る診療』が大切になります。。

乳歯は、一般的に下の前歯から生え始め、2歳半~3歳頃までに全て生え揃います。

特に、乳歯の生え始めはムシ歯になりやすいため、毎日の歯磨きでは、生えてる歯を丁寧に磨くことと新しい乳歯が生えてきていないかのチェックをすることで、ムシ歯から乳歯を守ることが大切です。

2020.9月号vol.66

正しい食習慣で糖尿病予防

糖尿病または糖尿病の予備軍とされている日本人は、2,000万人以上と言われており、2000年前後の10年間で約1.5倍と上昇を続けています。

糖尿病になると、血糖値を体の力で下げることが難しくなります。

血糖値を下げるインスリンは、すい臓で作られますが、すい臓への大きな負担が長期的に続くことで、インスリンを産生する機能が失われていきます。

一度失われたすい臓の機能が戻ることはないため、糖尿病予防を意識した生活が大切になります。

糖尿病を予防するためには、規則正しい生活と適度な運動習慣、正しい食習慣を心がけましょう。

糖尿病予防のための食習慣というと、糖分摂取を控えるという印象を持たれる方も多くいますが、すい臓に負担をかけにくい食事も大切です。

日本人のすい臓は欧米人に比べ弱く、肉類や乳製品は大きな負担となってしまいます。

お菓子屋ジュースなど余分な糖分はできるだけ減らし、間食や夜食を控えて、すい臓を休ませることも大切です。

野菜や魚を中心とした腹八分目の日本人らしい食習慣が、糖尿病予防に繋がります。

2020.9月号vol.66

治療後の痛みについて

皆さんが歯医者さんへ向かうときは、どのような気持ちでしょうか?「今日の治療は痛いかな?」「自分の歯がどのような状態か不安。」など、様々な疑問や不安を抱えて来院される方も多いと思います。

治療が終われば全て問題は解決され、健康を取り戻し、痛みからも解放されると思われる患者様もいらっしゃいます。

しかし、歯科治療は、ほかの怪我や病気と同じように治療や処置を受けたからといって、すぐに完治しないものも多くあります。

むし歯の治療では、治療中は麻酔をして痛みがなくても、歯を削るときの熱や振動などによって神経が刺激されることで、治療後も神経が過敏になり、炎症を起こしたり痛みが出る場合もあります。

治療後の痛みの多くは1週間ほどで消えますが、痛みを感じる期間は硬いものを噛んだり、冷たいものや熱いものが治療した歯に当たらないようにお気を付けください。

また、被せ物や詰め物の治療では噛み合わせも調整しますが、その後の食事などで痛みが1週間ほど続く場合は、噛み合わせの調整が再度必要になります。

むし歯の治療以外にも、歯の根の治療後に痛みを感じる場合もあります。

神経がない歯でも、根の治療後は薬の刺激によってその歯の根の周囲に痛みが出ることがあります。

膿が原因の場合は、消毒処置を継続していくことで解消される場合が多いですが、炎症によって周辺組織や骨を破壊されていると、程度によっては元の状態までの回復は難しくなります。

通常は1週間ほどで痛みは消えますが、痛みを感じる場合には処方された痛み止めのお薬を服用ください。

歯の根の治療後もむし歯の治療と同様に、なるべく治療した歯では噛まないなど、治療によってダメージを受けている歯を守りながらの生活が大切です。

また、痛みが大きいときや痛みが長引く場合には、お気軽にご相談ください。

2020.8月号vol.65

口腔ケアと誤嚥性肺炎

先月号の月形通信では、口腔ケアと糖尿病の関係についてお伝えしましたが、糖尿病の他にも、口腔健康と全身の健康には深い関わりがあり、その一つに『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』があります。

『誤嚥性肺炎』とは、食べ物や飲み物、だ液などが誤って気管や気管支内に入り、肺に細菌が慢性的に流れ込むことで引き起こされます。歯周病などによって歯を失うことで、噛む力や噛み合わせに問題が生じることが一因となります。

食事中だけではなく、就寝中にもだ液が気管に入り込むため自覚症状がない方も多いのが特徴です。

高齢者の肺炎の75%は、誤って喉頭や気管に食べ物などが入ってしまう『誤嚥(ごえん)』に関連していることも言われています。

歯を一本でも失った場合には、適切な治療を受け、噛み合わせや咀嚼(そしゃく)、飲み込むなどのお口の機能を守ることが『誤嚥性肺炎』の予防に繋がります。

定期的に歯科医院でお口のメンテナンスを受けることが、お口の中の細菌を減らすことになり、正しい口腔機能をいつまでも守り続けることにもつながります。

2020.8月号vol.65

子ども達の口腔健康を守るために

毎年夏に月形小学校で実施していた「歯磨き教室」ですが、新型コロナウイルスの影響により、今年は中止になりました。

全道の多くの学校は、長期間の休校によって授業日数の確保が難しく、夏休みの短縮などの対策が取られています。

私にとって「歯磨き教室」は、元気な子ども達の笑顔に会える貴重な行事でもあったので、とても残念な思いです。

むし歯から子ども達の健康な歯を守るためには、日々の生活習慣と

歯磨きが欠かせません。

食べ物を口に入れるとお口の中は酸性になり、むし歯リスクが上がってしまうため、お菓子などの間食はダラダラ食べを避け、決まった時間に食べる習慣が大切です。

また、歯磨きは、できるだけフッ素が含まれた歯磨き材を使用し、

保護者の仕上げ磨きと糸ようじ(フロス)の使用もお願いします。

当院では、子ども達の歯を守るために定期検診をご案内し、むし歯の予防処置や日頃の歯磨きでは取り除くことが難しい汚れをとるお口のクリーニングを行なっております。

お子様の大切なお口の健康を守り続けるためにも、お気軽に検診に来院ください。