2020.5月号vol.62

安全と安心を届ける衛生管理

当院では、来院された患者様が安心して診療を受けることができるように、徹底した院内の衛生管理に取り組み続けています。

診療ルームでは、私たちスタッフが治療中に触れる箇所に貼る

「バリアフィルム」という青いフィルムや、治療中に着用するグローブは、当然のことですが患者様ごとに交換しております。

また、治療で使用する歯を削る機器など、お口の中に入るものは可能な限りディスポ(使い捨て)を採用し、ディスポにできない器材については、それぞれに適した滅菌システムを導入することで、厚生労働省で定めている医療安全衛生基準よりも厳しい基準で管理しています。

治療で使用した器材を滅菌するオートクレーブ(滅菌器)は、世界で最も厳しい基準をクリアしたものを導入し、器材の外側だけでなく複雑な内部構造になっている器材の内部も完全な滅菌を行うことが可能になっています。

皆さんにとっての健康を届ける診療だけでなく、安全と安心も届ける歯科院を目指しております。

2020.5月号vol.62

健康寿命を守るために

皆さんは、『オーラルフレイル』という言葉を聞いたことはありますか?直訳すると『口腔機能の虚弱』となります。

日常生活を問題なく過ごせる「健康寿命」を延ばすためにも、口腔機能がしっかりしていることが重要であり、オーラルフレイルが生じたときの早期治療や、予防・早期発見が非常に大切です。

ムシ歯・歯周病などで歯を失ってしまうと、食べ物を細かく噛んだり、噛んだものを飲み込むなどの基本的なお口の機能が低下し、食生活の変化にも繋がります。

食生活の変化によって、栄養バランスが乱れ、身体機能の低下などが引き起こされ、社会活動が出来ない・日常生活に問題が生まれる・寝たきりになってしまうなど、健康寿命に影響が出る場合があります。

お口の健康を守ることが、全身の健康を守ることにも繋がり、健康寿命を守ることになります。

2020.5月号vol.62

大切な唾液の役割

だ液は、毎日の食事や会話などを支えるためにも大切ですが、お口や全身の健康を支えるために大切な役割があることをご存知でしょうか?

だ液が持つ大切な8つの主な役割をご紹介します。

2020.4月号vol.61

4月28日は「四つ葉の日」

あまり知られていませんが、4月28日は「四つ葉の日」です。

四つ葉のクローバーを見つけると幸運になるというジンクスがあるため、探した経験があるという方も多いと思います。

なぜ四つ葉のクローバーは幸運なのかご存知でしょうか?

クローバーはマメ科の多年草で別名「シロツメクサ」と呼ばれています。

基本は三つ葉ですが、1万分の1、10万分の1などの確率で四つ葉になることがあります。

四つ葉になる確率や、原因は定かになっておらず、遺伝的要因や環境的要因など様々な議論が続いているそうです。

一枚一枚のクローバーの葉には、国や地域によって違いはあっても「希望・誠実・愛・幸運」などの意味があります。

4枚目の葉が「幸運」を意味していることや、四つ葉を見つけることが困難なことから、四つ葉のクローバーは幸運と言われるようになりました。

今年の春は、私も子ども達と四葉のクローバーを探してみようと思います。

2020.4月号vol.61

お口の体操で健康維持増進

「噛む」「飲み込む」運動機能には、全身の健康にとても重要な役割があることをご存知でしょうか?

お口の周りの筋肉や舌の運動、唾液の分泌が正常に機能しないと、飲み込みにくい・よくむせる・食欲減退・発語の困難など日常生活に影響が出る場合があります。

このような症状が、全身の筋肉や心身の活力の衰えに繋がり、歩行困難や誤嚥性肺炎、転倒しやすいなど、大きな問題の原因になります。

しっかり噛んで飲み込む食事をするためには、歯を守る以外にも、

お口の筋肉や唾液の分泌を促進させる運動を行うことで、お口全体の健康を維持していくことが大切です。

上の①②の体操を生活の中に取り入れることで、唾液の分泌とお口の筋肉の維持向上に繋がります。

2020.4月号vol.61

知覚過敏から歯を守る

冷たいものや温かいものを口に入れたときに、「キーンッ」という強い刺激を感じる「知覚過敏」を経験された方も多いのではないでしょうか?

知覚過敏は、歯の表面を覆うエナメル質が壊れてしまうことや、歯ぐきが減ってしまうことで、歯の内部にある神経に刺激が伝わってしまうために起こります。

知覚過敏の原因の多くは、歯ぎしりや強い噛み締め、歯周病など様々な要因がありますが、直接的な原因に「歯磨き」があります。

歯磨きのときに、歯ブラシを強く当てて歯を擦り過ぎたり、歯と歯ぐきの境目をキレイにしようと歯ぐきに歯ブラシを当て過ぎることで、

歯ぐきが擦り減ったり、エナメル質が壊れてしまうことが原因になる場合もあります。

知覚過敏を予防するためには、定期検診で歯ぎしりや強い噛み締めがないかの定期的な確認と診断と、正しい歯磨き方法を確認することや、毎日の歯磨きでは、強い力で歯を磨かないことが大切です。

また、知覚過敏を感じた場合には、むし歯ができている可能性もあることから、早めに歯科医院を受診することも大切です。

2020.3月号vol.60

北大歯学部高齢者歯科学教室同門会

1月25日(土)は、私が所属している「北大歯学部高齢者歯科学教室同門会」の新年会に出席しました。

新年会では、医局に在籍されている先生と、医局OBの先生から高い治療レベルの症例発表があり、勉強になるのと同時に大きな刺激を受けました。

症例発表の後の質疑応答でも、症例発表の熱をそのままに時間が足りなくなるほど盛り上がりました。

症例発表以外にも、医局長から現在の北大歯学部高齢者歯科学教室の現状や活動の報告もあり、来年度も11人の研修医を受け入れる予定などの報告も受けました。

11人の研修医の入局は、北大歯学部の医局の中で最も多く、これからの活動の責任を強く感じました。

近い将来迎える超高齢社会では、高齢者の口腔ケアや健康寿命につながる口腔健康の維持がより重要な歯科医療分野になります。

今後も歯科医師として地域に貢献できる歯科医療を目指した学びと活動を継続していきます。