2019.5月号vol.50

効果的な朝の歯磨き

皆さんがご存知のとおり、むし歯や歯周からお口の健康を守るためには、歯磨きが大切です。

しかし、しっかり歯を磨くことだけが、お口の健康を守るために効果的という訳ではありません。

就寝前にしっかり歯磨きをしている方は多いと思います。

そのため、翌朝の歯はほとんど汚れが着いていません。

朝もしっかり歯磨きをすることは大切ですが、朝の歯磨きの注意ポイントは、「歯」よりも、歯ぐきや舌の「粘膜」です。

就寝中は、唾液の分泌が弱くなるため、お口の中に細菌が増えやすい環境になります。

細菌は、歯よりも歯ぐきや舌の「粘膜」に付着しやすいため、朝の歯磨きは「粘膜用ブラシ」で、歯ぐきや舌を清潔にすることが大切になります。

粘膜清掃は、お口を清潔にするだけではなく、口臭や誤嚥性肺炎の予防にもなります。

当院では、朝の歯磨きに最適な「粘膜用ブラシ」は、待合室テレビの下に展示し、受付にて販売しておりますので、お気軽にスタッフまでお尋ね下さい。